良いお部屋の見分け方
「後悔しない物件の見分け方」の知識をご紹介しています。自分のために役立てて下さい。「これでいいかな」なんて即決する前に、もう一度じっくり調べてみましょう!!見た目では分からない良いと言われているのも実はそうとは限らないそんな場合もあります。ただし・・・あまり考えすぎるといつまでも決められず、物件自体がなくなってしまうことも。さじ加減が大切です。
音と臭いに注意!!
実際の生活で起こることをできる限りやってみましょう!
- 戸や窓の開閉、キッチンやトイレなどの水を出す。
- 床のきしみなどを注意して歩き回る。
- 上階の音はどれくらい響くか?
- 排水はどうか?
- 窓開閉時の外の騒音などもチェックしましょう!
収納量は充分かをチェック!!
現在の収納量+今後の収納量を考えて充分にチェックしましょう!
- 一般には2DKなら1件半の収納スペースが欲しいところです。
- 天袋があるかどうかでも収納量はグンと違います。
※天袋・・・押入れの上にある収納スペースの事。クローゼットで言うと、開けた際扉の高さ以上の空間を指します。 - 最近では、床下の収納場所があるところも増えてます。
- 家具などはサイズをメモしておくことをお忘れなく。
- 下見の際にはメジャー持参でレイアウトを考えましょう。
距離・環境は目と足で確かめる!!
不動産の表示規約では「1分間80m」で駅や周辺施設への所要時間を割り出していますが、自分で歩いて確かめるのが大切です(高低差は含まれません)。また、途中にどんな商店や医院があるかなどもしっかり見ておきましょう。自動車を利用する場合は道路が狭すぎないか窮屈な曲がり角がないかなどを事前に調べましょう。
新築?中古?周辺環境や利用勝手を重視しましょう!!
「どうせ住むなら新築に住みたい!」確かにそうですがそれだけで選ぶのはちょっと待ってください。まれですが新築ゆえにその建物の欠陥がわからないという可能性もあるのです。最近のリフォーム技術は素晴らしく、丁寧にリフォームされていれば、新築より中古の方が住みやすい場合だってあります。一般的に賃料も中古より新築のほうがお高くなります。新しさだけにこだわらず周辺環境や自分の利用勝手に合わせて選ぶことをお奨めします。
アパートとマンションどちらがいいの?
これは単に区別の仕方の関係でお客様によりケースバイケースと言えます。名称に明確な区分はありません。構造でいえば鉄筋コンクリート造(RC造)のものは気密性が高く防音性に優れているといえますが、その分湿気が部屋にこもり易いといえます。建築費が割高な分、家賃も他の構造のものより高く設定されていることが多いです。逆に木造建築は湿気を吸ったり、放出したりする性能が高いので、結露しても乾燥しやすい特徴があります。高温多湿の日本の気候風土に合った構造ともいえます。反面防音性、防火性等はRC造のものより劣ると思われます。マンションだから、アパートだからと決めつけず、実際に自分の目で見てから判断することが大事です。